【マクドナルドに脱帽】システム障害を乗り越える「人の力」

人の戦力化

Windowsの大規模システム障害がありましたがマクドナルドも19日システム障害が発生したと発表がありました。
以下、産経新聞引用

日本マクドナルドは19日、レジの不具合により全国約3000店舗の3割に当たる約900店舗で営業を停止したと発表した。システム障害の可能性があるとして原因を調査しているが、復旧の見通しは立っていない。
産経新聞より引用

この記事の後に近くのマックに寄ったところ営業していたので思わず店内に入りました。
ドライブスルーは停止しており、店内は一つのレジで対応していました。
お昼時ということもあり20名ほどの行列が出来ており中に入ったお客さんもその行列に「うわー」と言って帰られる方もいらっしゃいました。

私はせっかく来たので並ばせてもらいました。

この環境下でマクドナルドの「人の力」を感じさせられました。

出勤者数の多さ

まず驚いたのは出勤人数の多さです。普段の1.5倍は出勤者がいたと思います。
ここの凄いところはそれだけ雇用しても問題ない仕組みがあるところです。

お店では適正人数があります。午前中は3人いれば大丈夫や平日は1日で10人出勤が適正など。
しかしこれを考えると雇用する人数も決まってきてきます。
この概念もマクドナルドさんは超えてきていると思います。
それは1日に〇人出勤や朝に〇人出勤という概念ではなく、時間ごとに〇人必要かを突き詰めていると考えられます。
例えば、9時~17時で4人勤務していれば営業出来るとします。
これをそのまま4人勤務にするのではなく
「9~12時勤務 4人」 + 「12~17時勤務 4人」 にすれば雇用が倍になります。
そして今回のように緊急時は「9~17時勤務 8人」出勤させることが出来るかもしれません。

今回のマクドナルドさんも普段からこのような工夫をしているから人員を確保出来たのではないかと思っています。

応用の効く接客力

次に驚いたのは接客力(業務能力)です。
長い行列を見たリーダー的な従業員が「チラシ持ってきて待っているお客様に配って」と指示を出し、お客様には「いらっしゃいませ、お待たせして申し訳ありません」とお声掛けを止めなかったです。

このチラシも待っているお客様に待機時間を感じさせない効果もありますが、なにより事前に商品を決めてもらいレジ滞在時間を減らすことが目的だと思われます。

全体を見る感じレジで並ぶお客さんは20人以上いましたが、商品を待っているお客さんは2組ぐらいでした。それだけ商品提供の速度は人員の補充で十分に回っていますのでどうすればお客様をお待たせせずに不快な思いをさせないかを考えていると感じました。

今回、興味本位でマクドナルドさんに寄らせて頂きましたが改めて普段の教育と仕組み作りが異常なのだと実感しました。
今日も勉強させて頂きました。ありがとうございます。

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